■ ID | 916 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | In vitro propagation of Miyamasukashi-yuri (Lilium maculatum Thunb. var. bukosanense), an endangered plant species |
■ 著者 |
Amaury Arzate
メキシコ州自治大学 Makoto Miwa 埼玉県環境科学国際センター Tomohide Shimada 埼玉県環境科学国際センター Tetsushi Yonekura 埼玉県環境科学国際センター Kazuo Ogawa 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | Revista Fitotecnia Mexicana, Vol.30, No.4, 373-379, 2007 |
■ 抄録・要旨 | ミヤマスカシユリは、日本において絶滅危惧種として指定されている植物である。そこで、ミヤマスカシユリの絶滅を回避するために、試験管内において、その球根鱗片から、球根を増殖することを試みた。MS寒天培地を基本培地とし、2種類の成長調節物質(α-naphthaleneacetic acid (NAA) とthidiazuron (TDZ))の添加が増殖に及ぼす影響を、活性炭添加の有無および光照射の有無の条件下で調べた。その結果、増殖に最もよい条件のひとつとして、培地に成長調節物質を加えず、活性炭だけを加え、それを光照射下で培養する条件があげられた。また、この方法で増殖した球根を温室条件に移した結果、ほとんど全てが生残した。これらのことから、ミヤマスカシユリの球根の鱗片培養は、その絶滅回避と保全に大きく寄与するものといえる。 |
■ キーワード |
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